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電王という名の仮面ライダー

by Tsutomu Kamimori

今年もAdventarの季節がやってきました。今年は、こちらのカレンダーに毎週月曜日、ネタを投下することにしました。

バイクじゃなくて電車で移動!?

平成ライダーシリーズの中にある「仮面ライダー電王」。仮面ライダーと言えばバイクですが、電王は電車を使って時の中を移動します。ライダーのモチーフは、桃だったり亀だったり熊だったり龍だったり...。もうバッタとかどこ行ったの?と思われるくらい、ライダー感がありません。

そんな仮面ライダー電王は、2007年1月から2008年1月まで全49話の放送。そして、放映期間中に劇場版1作が上映されました。

しかし、電王は放送終了後に2010年までに6作の劇場版が公開された(後半3作は2週間ごとに公開していったトリロジー作品)という、類い希な作品。ディケイド後に始まったライダー大戦シリーズや春の劇場版とは違い、後にも先にもこれだけの劇場版を残した仮面ライダーはありません。

「怪人」こそが人気の秘密!?

そんなテレビシリーズ終了後も人気が続いていた、仮面ライダー電王の最大の人気の秘密は、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスの4大イマジン。イマジンとは、人の記憶を頼りにしか生きることができない存在。人の記憶を勝手に解釈してそれを解決した時点で過去へ飛び、過去で好き放題暴れるというなんとも怪人にありがちな設定。でも、同じイマジンでもモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスは、彼らとはちょっと違う。仮面ライダー電王は、そのイマジンが取り憑いた状態で変身することで、主人公の素体を凌駕するパワーを持ち、悪者のハズのイマジンがなぜか電王となって同じイマジンを倒すという一風変わったシリーズ。

そんな4大イマジン、最大の面白さは、各イマジンが個性を持っていて主役級の扱いでいることと、その個性を表すのに声優さんを使ったこと。

モモタロス 関俊彦氏
ウラタロス 遊佐浩二氏
キンタロス てらそままさき氏
リュウタロス 鈴村健一氏
ジーク 三木眞一郎氏
デネブ 大塚芳忠氏

アニメなどの声あてだけでなく、ラジオのパーソナリティなどを務める著名な声優を起用し、その声優ファンが電王ブームに火をつけたと言っても過言ではないですね。それまで仮面ライダーシリーズとは縁遠かった若年女性層を取り込んだのは、イベントなどに出向いたときに良くわかりました。

中の人現る!?

そして、この電王を盛り上げたもうひとつが、いわゆる中の人であるスーツアクターを可視化させたところにあると思っています。実は、電王の中でも各イマジンを着ていたスーツアクターが、素顔で出ているシーンがいくつもあるのですが、それと同時にイベントでもスーツアクターを取り上げ、盛り上げていたんですね。

通常であれば、主人公とその脇を固める準主役の方々が中心となってイベント周りなどもしているのですが、そこに普通にイマジンの面々が参加したり、声優さんが参加したりと、とにかく賑やかな1年だったんですね。

そんな電王にはまった1年だったのですが、次回はそんな電王の中でも、ある意味一見さんお断りとも思えるような展開を見せた、劇場版仮面ライダー電王「俺、誕生」とそれにまつわるTVシリーズのエピソードについて、時間軸を追いながらネタバレ感想を書きます。

それではまた!


Tsutomu Kamimori
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